自動火災報知設備等の警報設備、スプリンクラーや屋内消火栓設備等の消火設備、避難器具や電気設備等のあらゆる消防設備の工事に対応できます。

自動火災報知設備

自動火災報知設備は、火災による熱や煙を感知器が感知して受信機に火災信号を送ります。受信機は警報を発して、地区音響装置で建物内の人に火災を知らせる設備です。下記の機器によって構成されています。感知器火災による熱や煙を感知して、受信機に火災信号を送ります。建物の各警戒区域に設置されます。発信機、地区音響装置、表示灯発信機は、火災を発見した人が押

スプリンクラー

スプリンクラー設備は、水による初期消火を目的として、火災感知から消火までのすべてを自動で行う消火設備です。スプリンクラーによる初期消火成功率は96%と言われており絶大な効果が期待できます。火災が発生したら、訓練を受けていないパニック状態の一般人が、屋内消火栓設備や消火器を効果的に使用するのは極めて難しいと言われていますので、作動に人の手間を介在しない点もプリンクラー設備が効果的である所以です。

屋内消火栓設備

屋内消火栓設備の仕組み屋内消火栓設備 、初期、中期火災の消火を目的としたもので、非常電源、水源、加压送水装置、屋内消火栓箱、起動装置、消火栓弁、ホース、ノズル、補助高架水槽で構成されています。屋内消火栓は放水性能や操作方法によって1号消火栓、易操作性1号消火栓、2号消火栓の3種類があります。1号消火栓は、消火栓箱内部および直近に設置された起動装置を操作し、加圧送水装置を起動させます。ホース

パッケージ型自動消火設備

パッケージ型自動消火設備の仕組み  パッケージ型自動消火設備は、スプリンクラー設備に代えて設置できる消火設備で、感知部、受装置、放出口(放射ヘッド)、制御部、消火薬剤貯蔵容器、選択弁、放出導管で構成されており、スプリンクラー消火設備のように大掛かりな水槽、消火ポンプ、非常用電源などが不要なため、小規模の病院、社会福祉施設などに設置されています。消火薬剤は、第三種浸潤剤等入り水を使用し、216&保

消火器

主流の消火器 全国で一番多く設置されている消火器は、加圧式ABC粉末消火器10型です。 消火薬剤は、ABC粉末消火薬剤を用いて、普通(A)火災、油(B)火災、電気(C)火災のいずれにも強い消火力を発揮する万能タイプです。表面火災には威力を発揮し、速攻的に消火します。ただし、粉未薬剤のため布団や木材など内部に火種を持ち、いつまでもくすぶるような火災に対しては、燃焼物の内部へは浸透しない

消防設備点検

消防用設備点検防火対象物に設置する消防用設備などについては、消防法第17条の規定に基づき、関係者に設置および維持が義務付けられています。消防用設備は日常使用されず火災が発生した場合はじめて使用されるものであり、日常から維持管理を十分行って、機能保持をはかっておく必要があります。ただ、維持管理を行うにも、消防用設備などについて知識や技能がない者がその業務を行えば、不良箇所を発見できないばかりか、機

避難設備

避難器具の設置基準設置基準 避難器具の設置については、防火対象物の全体の規模には関係なく、防火対象物の階の用途とその階の収容人員の数によって決まります。また、用途、設置階などにより設置できる避難器具の種類も決まっています。 どのような防火対象物でも、3階以上の階に収容人員が10人以上で、避難階または地上に直通する階段が2つ以上設けられていない階には、避難器具を設置しなければなりま

誘導灯

誘導灯には、避難口を示す為の避難口誘導灯、避難口がどちらの方向にあるかを示す為の通路誘導灯、映画館や、劇場などの客席に取付け、足下が見えるようにする為の客席誘導灯、階段や、傾斜路に設置し、避難時に周りを照らしたり、階数の把握ができるようにする為の階段通路誘導灯があります。避難口誘導灯・通路誘導灯・客席誘導灯は例外を除き、24時間点灯させる必要があり、階段通路誘導灯は、屋外階段等に設置する

避難訓練

防火管理者 消防訓練は、消防法で定められた防火管理者の選任が必要な建物や事業所では実施する義務があります。・消防訓練の計画・届出。・不特定多数の人が出入りする用途(特定用途防火対象物)では、消火訓練及び避難訓練を年2回以上実施することが義務付けられています。・全員参加が望ましいが、できる時に、できる人で消防訓練を行う訓練種別訓練内容特定用途防火対象物非特定用途防火対象物消火訓

泡消火設備

泡消火設備の種類 泡消火設備は、水と泡消火薬剤3~6%を混合させ、その泡消火水溶液を泡ヘッドや泡ノズルから放出させる時に空気を取り込み発泡させ、燃焼物を覆い窒息消火と冷却消火により消火します。 泡消火設備のシステム構成は、水源、加圧送水装置、泡タンク貯蔵槽(泡消火薬剤)、泡混合器、放出口から構成されます。 泡消火設備は、設置する防火対象物によって、泡消火薬剤、放出口、更に混合方式にも違いがありま

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